トランプの背後にいてその動きを後押ししているとされるQグループ・Qアノンの有名関係者にJoe M(ジョーM)という人物がいます。
この人物のparlor(パーラー)への投稿が意味深すぎることが一部で話題になっているようです。
その理由は、その投稿の文章が「トランプによって軍への命令書・戒厳令は既に発布されている」としか思えないものだからです。
これについてまとめました。
トランプは軍への戒厳令命令書に署名済か|Qアノン大物のparlor投稿が意味深すぎる
Qアノン大物のJoe M(ジョーM)
parlorに意味深な投稿をしたQアノン関係者はJoe M(ジョーM)という人物です。
彼はQアノン関係者の間ではしばしば名前が上がる人物で、Qグループの内情に通じている可能性が高いようです。
残念ながら彼の詳しい素性に筆者も勉強不足で何者かは分かりません。
ただし米国では日本以上にはるかに有名らしく、そのparlor(パーラー)アカウントのフォロワーは現時点で既に47万人もの数を数えるほどで、その投稿へは常時数百から時には数千ものコメントがつくほど異常に注目されている重要人物です。
【画像】Joe M(ジョーM)の意味深なparlor投稿【リンク】
そしてJoe M(ジョーM)の意味深なparlor投稿がこちらです。(日本語訳も掲載します)
これをGoogle翻訳にかけると、
トランプは譲歩しませんでした。
大統領命令はすでに書かれています。
これから起こることは、もはや彼の管轄ではありません。
いかがでしょうか?
念のため一文ずつ解説します。
「トランプは譲歩しませんでした。」
トランプは日本時間の2021年1月8日午前9:10ごろに「政権移行」を約束する重要なメッセージをTwitterに投稿。
これは多くのメディアによって「トランプ初の敗北宣言」として受け止められ、トランプからバイデンへの政権移行が既に決定したかのように解釈されています。(この「トランプ敗北宣言」とされるものは、前日にも既にホワイトハウスのメディア担当者であるダン・スカヴィーノによって言及されていたようです)
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 8, 2021
(下記はメッセージ重要部分の日本語訳)
議会はもう結果を認定しました。新政権は1月20日に発足します。私の焦点は現在、円滑で秩序ある、途切れのない権力移行を確保することに変わっています。今は癒しと和解を求める時です。
市民のみなさん、大統領としての職務は生涯の名誉でした。また素晴らしい支持者のみなさん、失望していることは知っていますが、我々の驚くべき旅は始まったばかりだということも知ってください。
ところが、このジョーMによる投稿はその2時間ほど後に投稿されています。
つまり、この「トランプは譲歩しませんでした。」は、「メディアはトランプが敗北宣言をしてバイデンに対して引いたように思っているが、実際には『最後まで引かなかった』」と解釈できるものです。
「大統領命令はすでに書かれています。」
「大統領命令はすでに書かれています。」という文、これは当然、その「バイデンとの闘いにおける重要な命令書に既に署名済」だと解釈できるものです。
Qアノン関係では「○○が起こる!」と未来の動きを予言して実際には空騒ぎに終わるものは多くありますが、重要人物によって直接的に「既に命令書に署名された」と解釈できるような投稿がされるのは異例のことです。
「これから起こることは、もはや彼の管轄ではありません。」
「これから起こることは、もはや彼の管轄ではありません。」、これはその命令書は尋常の政治的施策ではないことを示唆しています。
それがもし戒厳令のような命令書だとすれば、この「もはや彼の管轄ではない」は、「ここから先は軍、あるいは警察関係が命令された目標を達成するために最善の動きをする。それは現場の軍人や警察の仕事であり、その細かい道筋については大統領といえども指図することはできない」と解せます。
つまり素直に読めば、既に「賽は投げられた」、ここからはトランプ大統領は経過を観察するだけであり実際の実力行使は軍・警察が行う、という意味の言葉に思えます。
トランプはテキサスの軍施設で待機していた
ツイッターでは、この意味深なjoe M(ジョーM)の投稿文を裏付けるような他のことも報告されています。
それはトランプが(当記事執筆の)現在、テキサスの軍施設(テキサス州国家軍事指揮センター)にいるらしいという事実です。

画像:Twitter

画像:Twitter
トランプはテキサスの軍の施設に?
このことは、ジョーMがパーラーに投稿した「トランプが軍に戒厳令への動きを命じた」と解することのできる投稿と何か関係があるのでしょうか?
「大量逮捕」の噂と関連性があるのか
Qアノン関係では、「時期を見てトランプ陣営は、ヒラリー・クリントン、ジョージ・ソロスなど、悪事を働いていたDS(ディープステート)・カバール・闇のイルミナティ関係者を一斉に逮捕する」という『大量逮捕』の噂が根強くありました。
実際にこれから何かが起こるのでしょうか?
その判断は読者各人にお任せいたします。
この記事は以上になります。