コロナワクチンに慎重な姿勢を示している認知科学者の苫米地英人に、某製薬会社がmRNAワクチンの広告CM出演依頼しているそうです。
このことを苫米地はツイートしています。(現在は削除)
動画見た某外資製薬会社のCM出演依頼が海外から来た。収録スケジュール調整は困難。mRNAの全世界配信CMに出て欲しいという。MXで話したことはmRNAのCMなのか?私がこの会社のCMに出たら腰抜かす人出るとも思うけど。言いたいこと言えばいいのか。出るのは皆さんどう思う?
引用:苫米地のツイート(現在は削除)
苫米地はこのように綴った上で、MXのテレビ番組『バラ色ダンディ』でのmRNAワクチンの解説動画をツイートしていました。
大量のリプライ
苫米地は実名アカウントでなおかつ3冊の苫米地の著書を示した人でなければ@(おそらくリプライを意味する)を許可していません。
しかし該当ツイートには匿名アカウントも含めて凄い数(現状で117個)のリプライがついています。
たしかに普段ロム専(発信しないで閲覧するだけ)の私ですらリプライしたくなりました。
mRNAワクチン
このCM出演依頼の意味を考える前に、苫米地の番組での説明について簡単にふれておきます。
いうまでもないですが、今回のコロナワクチンはmRNAワクチンの仕組みを利用したものです。
これは治験中のワクチンであり、完全に安全性が確認される前に緊急対応的に実用化の許可が出されました。
そのために色々な人がその危険性について警告しているわけです。
そしてもちろん苫米地は該当の番組でコロナワクチンを推奨したわけではありません。
苫米地は公平にmRNAワクチンの優秀な点・大きな可能性を示す一方で、(可能性は低いとしているものの)大きなリスクがあるという点を説明しています。
また彼は動画終盤で「私はワクチンを打たないと思う」と明言しています。(発言は東京オリンピックの前のものなので現状は不明)
繰り返すと苫米地はワクチンを推奨しているわけではありません。
だから該当ツイートでも「MXで話したことはmRNAのCMなのか?」と疑問を呈しています。
広告出演依頼の意味の推察
製薬会社が苫米地に広告の依頼をした意味はなんでしょうか。
たまにワクチン反対派だったはずの著名人が、いつの間にか推進派になっているという奇妙な現象を見かけたことがあると思います。
おそらく彼らも何かしらの金やその他の力で転ばされ、反対派から賛成派に転じたのでしょう。
今回、「某製薬会社」がワクチンに慎重な姿勢の苫米地に広告依頼を出したのも、これの一つだと推測できます。
CM出演は契約上、その後の発言などを制約される可能性があります。(もちろんそのような契約に苫米地がサインするとは考えにくいですが)
そうでなくとも関係者になった時点で、人情の上では該当の組織・会社に対して好意的あるいは非敵対的になりやすいものです。
さらに苫米地が出演すると発言を切り取られ配信される可能性もあるでしょう。
苫米地はある程度社会的に著名な上、一部の人に大きな影響力があるため、工作の対象になっている可能性もあると思います。
(記事おわり)