新型コロナを予言したとしてシルビア・ブラウンの予言本「End of Days(この世の終わり)」がにわかに注目を浴びています。
シルビア・ブラウンは、コロナの流行とともにその終息についても「End of Days」の中で予言しています。
このコロナウイルス終息の予言とは? また予言本「End of Days」には他にどのようなことが書かれているのか?
このようなことをまとめたので興味のある方はご覧ください。
【シルビア・ブラウン】コロナ予言本「End of Days」の終息予言とは?
SARS流行後の2008年夏に出版
シルビア・ブラウンが新型コロナを予言したとされる本は、正式には「End of Days: Predictions and Prophecies About the End of the World(この世の終わり:世界の終末についての予言と天啓)」といいます。
シルビア・ブラウンはこれをSARS流行後の2008年夏に出版しています。

画像:Amazon
残念ながら邦訳は現在のところされていないようです。
もとは2008年夏出版のものですが、コロナ流行後に商魂たくましく、『End Of Days: Was the 2020 worldwide Coronavirus outbreak foretold?(この世の終わり:2020年の世界的なコロナウイルスの発生は予告されていたか?)』と題して再び出版されました。
シルビア・ブラウンによるコロナの流行と終息の予言
シルビア・ブラウンによるコロナ流行と終息の予言は具体的にはこのようなものです。
「2020年頃、深刻な肺炎のような病気が世界中に広まるだろう。その病気は、肺と気管支を攻撃し、あらゆる既存の治療法に抵抗する。しかし、病気そのものよりも不可解なのは、その病気が忽然と姿を消すという事実の方だろう。その病気は10年後に再び現れ、永遠に姿を消すだろう」(『End of Days: Predictions and Prophecies About the End of the World』より引用)
引用:TOCANA
終息について、「不可解なほどに忽然と姿を消す」とあります。
つまりこれは「徐々に自然に終息していく」のではなく、ある時期を境にパタリと止んでしまうということのようです。
ちなみに、シルビア・ブラウンはオラクルカードなども出していますが、専門家の方に言わすとこの終息予言は占星術的に、具体的には「3月下旬に一度収束するものの再燃し、4月がピーク」(シルビア・ブラウンの予言)だといいます。
しかし、終わっても「10年後に再び現れ」というのが嫌ですね。ただしその後は「永遠に姿を消す」とも言っています。
そしてシルビア・ブラウンのこの予言は、米国では女優のキム・カーダシアンらがSNSでシェアしたことで急速に広まったということです。
キム・カーダシアンといえば、自分の作った下着ブランドに「kimono」という名前をつけたことで「文化の盗用だ」と炎上したことで記憶に新しいです。
Shapewear is now live! — @SKIMS Solutionwear is back in stock now at https://t.co/Qsy51Sl2Sd. To celebrate our six month anniversary, we’ve restocked the Solutionwear that disrupted the shapewear market. pic.twitter.com/fMayE0Yuzr
— Kim Kardashian West (@KimKardashian) March 30, 2020
「End of Days(この世の終わり)」の他の予言
気になるのは「End of Days」の他の予言。「End of Days(この世の終わり)」というタイトル通り、かなり過激なことが書かれています。
まとめるとこんな感じだといいます。
- テロ対策のために2020年代後半までにドーム型の都市に住む人が現れる。最初にそのドーム型の都市が現れるのはアメリカ・ドイツ・イギリス・日本といった国である。
- 2026年ごろにいくつもの巨大な津波が日本を襲う。これらによって海洋の地殻変動が起き、ハワイ諸島に新しい島が生まれる。
- 2008~2020年の間に米国の大統領がオフィスで椅子に座ったまま心臓発作で死亡する。新しい大統領になった副大統領は北朝鮮との戦争を宣言する。
- 富士山は2085年以前に噴火し、日本は壊滅的な被害を受ける。
- 2050年までにがん、白血病、糖尿病、アルツハイマー、心臓病などなどの数多い難病がなくなるが、2075~2080年にポリオや天然痘といった原始的な病が逆に流行する。また男女の不妊症や様々なアレルギーなどが激増する。
- こうした病は突如として人類に襲い掛かるため、科学者の対応も間に合わない。こうして我々の地球上の生活は終わりを告げる。(以上、TOCANAの記事を参考)
日本に直接関係あるものはいちおうマーカーを引きましたが、北朝鮮との戦争なんて始まったら「我関せず」なんていってられませんね。同じく地球全体の病気などもそうです。
また「2026年ごろに日本で巨大津波」というのは、時期は外れていますが、まさに東日本大震災での津波を思わせます。
そう捉えるなら、時期的に「これから起こる」として書かれているものでも、既に済んでいるのもあるのかもしれません。ただパッと見たところ既に終わっていそうなのは「巨大津波」くらいですが。
いずれにしろ日本では、中国やイタリアといった本当に被害が深刻な国に比べれば相対的に被害が小さいので、コロナよりもこれらの「日本壊滅・世界終末の予言」の方が気になるという人もいるでしょう。
英字ですがAmazonの「End of Days」です。⇒Amazon
「End of Days」は米国で、コロナ流行以来、アマゾンのランキング・ノンフィクション部門で2位に躍り出たそうで、新版が出たのもそのせいかもしれません。
最後に
ブラウンは生前も不確かな予言をめぐって常に批判されていたといいます。
実際に調べてみるとシルビア・ブラウンは、透視などでかなりいい加減なことを言っており、しかも生きている人間を「既に死んでいる」とかひどい透視をしています。
そう考えるとどの程度信用していいのかな、という気がします。
この記事は以上になります。
※シルビア・ブラウンの経歴や透視失敗事例などについての記事も書きました。