ラマナ・マハルシの言葉
「もっとも優れた帰依者」について尋ねられたインドの覚者、ラマナ・マハルシは、「神である真我に自分自身をゆだねきった人が最もすぐれた帰依者である」と答えた。
さらにそれが意味するのは「真我という想念以外のいかなる想念も起こることを許さず、ひたすら真我の内にとどまっていることである」と述べた後でこのように続ける。
どんな重荷を負わされようと、神はそれに耐える。
神の至高の力がすべてのものごとを動かしているというのに、なぜわれわれはその力に身をまかせず、何をどうすべきか、どうすべきではないかと思い悩むのだろうか?
われわれは列車がすべての荷物を運んでくれることを知っている。列車に乗ってまでも、自分の小さな荷物を頭にのせて苦労する必要がどこにあろう。
荷物をおろして安心しなさい。
引用:『あるがままに ラマナ・マハルシの教え』