陰謀論受容における心の持ち様|悪しき陰謀論受容の典型としての3タイプ

陰謀論理解

ここでは陰謀論受容における心の持ち様を解説します。

陰謀論受容後も平常心でいられる人はいいですが、信じがたいことを目の前につきつけらてメンタルのバランスを崩していたり、もしくは本当に起こるべきことが起きるのかと疑って疑心暗鬼になっていたりする方はどうぞお読みください。

この記事は総じて、陰謀論受容によって生じる可能性がある自分自身のネガティブな気持ちとどのように向き合っていくか、というテーマで執筆しました。

具体的には、

  • 陰謀論受容における悪しき変化の典型例について
  • すべての有名人を悪人であるかのように思う必要はない
  • あなたのネガティブな気持ちは敵に塩を送るも同然である

といった内容をお伝えします。

陰謀論受容における心の持ち様|悪しき陰謀論受容の典型としての3タイプ

悪しき陰謀論受容の典型としての3タイプ

次に典型的な悪しき陰謀論受容のケースはどのようなものかを説明します。

私が思うに次のようなケースです。

  • 無尽蔵の懐疑主義に陥り、常に「常識の逆」が正しいという発想にばかり陥る。
  • 有名人、役者、芸能人(タレント)、スポーツ選手、政治家、官僚は全員悪人ばかりであると思いこむ。
  • 高みにいる相手への妬み・憎悪・怨念(ルサンチマン)から相手が悪人だと決めつけ、相手の不幸、もしくは不幸が起こる可能性を喜ぶ。

無尽蔵の懐疑主義(逆張り至上主義)

まず「すべて常識の逆が正しい」と思い込んでしまう無尽蔵の懐疑主義が挙げられます。

陰謀論を受容すると、「これ」と思っていた思い込みの多くが打ち破られてしまうことを経験します。

そのことで、常に「その逆」が正しいという発想に陥る人がいます。

たとえば「地球平面説」がそれで、常識の面から一笑に付されているという理由から、「ではそれ(地球平面説)が正しいんだ」と結論してしまう人が一部にいるようです。

こうした状態には警戒してください。

なぜなら、今までのあなたの常識の多くが間違っていたとしても、すべての常識が間違っているわけではないからです。

アンドロメダ人とのコンタクターであるアレックス・コリアー、秘密宇宙プロジェクトの内部告発者であるコーリー・グッド、いずれも「地球は平面だ」などと主張してはいません。

したがって、地球が丸いことまで疑う必要はないのです。

しかしこうした人は、陰謀論を受容することで無尽蔵の懐疑主義に陥り、あらゆる従来の常識を疑い、すべて「そうではないものが正しい」「その逆が正しい」と信じこんでしまうことがあります。

私はこれを「その逆主義」とか「逆張り至上主義」と呼んでいます。

陰謀論の受容はあなたが正しく「疑う力」を身に着けたことを意味します。

ところがこれではその逆に、今度はあなたから「信じる力」が失われただけのことになってしまいます。

例えば(そこで主張されるすべてを否定するわけではありませんが)、RAPT理論(RAPTブログ)はこのような無尽蔵の懐疑主義の典型的な事例だといえます。

正しい懐疑主義は知性のバランスや情報の精度にこだわるものであり、あらゆるものを無条件に疑うところにはないのです。

「有名人=悪人」論

次に有名人総悪人論とでも呼ぶべき悪しき陰謀論受容があります。

陰謀論はそもそもがカバールの悪事などを含む非常にネガティブな内容です。

したがって元々ネガティブな要素や強いルサンチマンを持っている人は、その自分のネガティブ性と化学反応を起こして、このような非常に悪い傾向を引き起こすのです。

その一つが、陰謀論を通じてハリウッド役者やアーティスト・著名人などの悪い噂などを知ることによって、有名人が全員悪人であるかのように思いこむことです。

たしかに、われわれが陰謀論を知る以前に信じていたよりも、悪い人がいるのは確かでしょう。

だからといって、テレビに映っている人の全員が悪人であるかのように信じる必要はないのです。

仮にその中でわれわれが信じていた以上に悪人が多いとしても、見事な映像作品に参加して自分の演技を見せたいと思う役者、多くの人を笑わせたいと思ってお笑いを目指したお笑い芸人、美しい歌を人々に届けたいと思った歌手、そうした人のすべてが悪人であるわけがないです。

だからそのような極端な有名人=悪人幻想を持たないようにして下さい。

妬み・ルサンチマンに基づき有名人の不幸を喜ぶ

そして我々が薄弱な根拠や直観にもとづいてそうした疑惑のある人をあわてて断罪しなくとも、誰が本当はどういう人間であるかはいずれ分かる日が来るので、そうした意味でも不要な予断だと思います。

さらに、そうした「有名人憎悪」が自分の妬み・嫉妬・怨念(ルサンチマン)と結びつき、高見にいる人の凋落を喜ぶような傾向が生じた場合は、なおさら悪いものです。

仮にカバールの打倒や緊急放送まで現実になったとしても、そのような感情によって霊性が向上したり、アセンションのために有益であったりするはずがないので、自分自身にそのような傾向を感じる人は、必ず自制・対処するようにしてください。

ネガティブな感情は敵に塩を送るも同然である

次に、あなた自身がネガティブな気持ちになっているのなら、それはこの戦いの勝利を得るためでも不利益である、という観点からお伝えします。

この光と闇の戦いには、一面では軍事的な側面、純粋に軍事的な意味における戦争(戦闘)という側面があります。

さらにこの戦いは情報戦であるともいわれています。

というのも、真実の情報を拡散し、偽物の情報を否定することによる戦いがネット・SNS・ごく稀に主要メディアなどにおいても行われているからです。

したがってこの戦いは軍事戦であるとともに情報戦であることになりますが、もう一つの観点としてあるのは、この戦争はスピリチュアルな戦いでもあるということです。

そのため(まったくスピリチュアルな手段について言及しない陰謀論者もあるものの)、中には「集団瞑想」などが有効であると主張するグループも存在するほどです。

したがって極端なケースについて述べるならば、多くの人がネガティブな気持ちを持ち続けることで、そうしたネガティブな感情・エネルギーが地球を悪いタイムライン、つまりカバールに有利なタイムラインに導いてしまう可能性もあるともいわれています。

分かりやすく言えば、あなたのネガティブな気持ちは敵に塩を送るも同然である、ということです。

だからといって一人の人間の感情が勝利に対して持つ責任は全体から見ればわずかでしょうから、ネガティブな気持ちになった時に「どうしよう!」とあわてて、極端に大きな責任を感じすぎる必要はありません。

しかし今述べたような理由から、どんなネガティブな情報・出来事・ニュースにぶつかっても、自分自身がネガティブな気持ちを持たないように、あるいは一時的に持ったとしても、継続的・長期的に持ち続けることのないよう注意してください。

また、そのようにあなたの感情が揺れるのは、ある程度仕方のないことでしょう。

なぜなら、アンドロメダ人とのコンタクターであるアレックス・コリアーによれば、この宇宙で地球人ほど感情の振り幅が大きい存在はないそうで、『ハトホルの書』によれば、ハトホルらはそのために地球を「感情の学び舎(まなびや)」と呼んでいるといいます。

ネガティブな気持ちとそれへの対処

そしてネガティブな気持ちとは次のようなものです。

  • 陰謀論はやっぱり単なる妄想に過ぎず、自分は騙されただけなんじゃないか。
  • このようなことを信じている自分は恥ずかしいのではないか。
  • 光側は敗北するのではないか。
  • グレートリセットが行われ、NWO(ニュー・ワールド・オーダー)が実現し、人間とAIの融合によって私たちはロボットのようになるのではないか。

こうした気持ちを持たざる得ないならば、少し頭を冷やし冷静になるためにも、SNSをしばらく見ないようにしたり、瞑想を行ったり、自分の好きなことを思う存分するなど、自分なりのやり方でネガティブな気持ちを振り払うようにしてください。

また先述した通り、時には陰謀論そのものに対して「これは嘘なのでは?単なる妄想なのでは?」という懐疑が芽生えることもあるかもしれません。

「将来的に恥をかくことになるのでは?」と不安になる場合は、もしまだ誰にも言っていないのであればそのまま誰にも言わず、完全に間違っていたと確信する時が来たら素知らぬ顔で「常識(非陰謀論)」の方を信じればいいのです。

そうしたところで何も恥ずかしいことはないと思います(私だってたぶんそうするでしょう。自分の目で見るまでは100%の確信には至らないと思います)。

まとめ

記事の内容をまとめると、

  • 典型的な悪しき陰謀論受容として、無尽蔵な懐疑主義、自分の妬み・ネガティブな性質と結びついた有名人憎悪がある。
  • ネガティブな感情はアセンションのために有害であり、くわえてそれはそれは敵(カバール)に塩を送るも同然である。
  • したがって各人が工夫して自分のネガティブな気持ちに対処できるようにならなければならない。その方法は、瞑想、SNS・ネットなどの情報遮断、自分の趣味など何でもよい。

ということになります。

この記事は以上です。

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