ダライラマにペドフィリア(小児性愛)疑惑?過去には麻原彰晃との関係も

陰謀論(陰謀説)

Qアノン関係のTwitterアカウントでは、チベットのダライラマ(ダライ・ラマ14世)について、ペドフィリア(小児性愛者)疑惑が持ち上がっているようです。

ここではこのダライラマのペドフィリア疑惑を中心にまとめました。

ダライラマにペドフィリア(小児性愛)疑惑?過去には麻原彰晃との関係も

【画像】ダライラマにペドフィリア(小児性愛者)疑惑?

Qアノンに限らず、陰謀論界隈ではそれだけでは決定的とはいえないという証拠をもとに疑惑が出たり、断定されたりすることが多いようです。

このダライラマのペドフィリア疑惑に関しても、少なくとも筆者がふれている範囲では今のところ、100%断定しきれないような証拠しか出回っていません。

今回見つけたのはこのようなもの。

昨今では合成写真の技術も向上していますが、さすがに(直感でしかないものの)合成写真ではないように見えます。

僧侶であるダライラマの横で若い女性(米国の女性タレント、マイリー・サイラスか。後述)が目をつむって舌を出している写真というのは、たしかに刺激的です。

ただ、ダライラマ自身は袈裟を着て裸でいるわけではありませんし、チベットの難しい政治的必要から非常に広い人脈を持つダライラマが、ある時に面談する機会のあった女性とふざけて撮影しただけ、というものにも見えます。

画像:上記ツイート

それもあってか、Qアノンアカウントでは「保留」(Qアノン関係アカウントが、あくまでも疑惑のみで断定しない場合に使う用語)としている人もいるようです。

マイリー・サイラスとのツーショット?

気になるのは2枚目の写真で、これは誰かと調べてみたところ、マイリー・サイラスという米国の女性有名タレントの(既に芸能活動時と思われる)幼い頃の写真のようです。

ダライラマの横で舌を出しているのがマイリー・サイラスという意味で一緒に載せたのか…?

でもそれなら尚さら、単なる有名人との写真なのでスキャンダルでも何でもないでしょう。

ちなみにマイリー・サイラスについて説明すると、9歳からモデルとして活動、14歳ごろにディズニー・チャンネルのドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』で大ブレイクした米国の女性タレントで、15歳の時には『タイム誌』の「最も影響力のある100人」に選出されているほどの有名人です。

ダライラマはチベットが置かれた難しい政治的状況から様々な人と面談しており、同アカウントは他にも、ヒラリー・クリントン、オバマ、安倍晋三、櫻井よしこ(保守知識人)、高須克弥(高須クリニック院長)などとダライラマが一緒に撮影した写真をアップしていますが、同じように別に意外でもなければ秘密の写真でもないと思います。

筆者個人はダライラマが完全に潔癖だとは断定しませんが、これだけではペドフィリア疑惑の「証拠」としては弱いんじゃないでしょうか。

ダライラマのペドフィリア疑惑がQアノン陰謀論として紹介される

ちなみにこのダライラマのペドフィリア疑惑は、「Qアノン陰謀論」の一部としてNEWSポストセブンによっても紹介されています。

 QAnonは、2017年に匿名掲示板4chanに「Q」を名乗る人物が暗号めいた投稿(支持者らは、これを「ドロップ」と呼ぶ)を始めたことに端を発する。これまでのドロップを要約すると(支持者による勝手な解釈も多く含まれるが)、世界は悪魔崇拝的な小児性愛集団に支配されており、その集団には、ヒラリー・クリントン、バラク・オバマ、ジョージ・ソロスといった民主党重鎮とその支援者、オプラ・ウィンフリー、トム・ハンクスなどのエンタメ界のスター、さらにフランシスコ法王やダライ・ラマのような宗教指導者も含まれているというのである。

引用:トランプが煽る陰謀論「小児性愛集団QAnonの世界支配」(Yahoo!ニュース)

ダライラマは麻原彰晃とツーショットの過去も

ただ個人的に意外に思ったのが、同じアカウントがオウム真理教の麻原彰晃とダライラマのツーショット写真を掲載していたこと。

これは(知らなかったので)さすがに意外でした。

画像:上記ツイート

調べたところ、2人は少なくとも2度面談しており、1億円もの寄付金をダライラマ側が受け取っていたという wiki の記述が見つかりました。

オウム真理教の麻原彰晃とは亡命先のインドで 1987年2月24日と1988年7月6日に会談した。またダライ・ラマ14世は、オウム真理教から布施の名目で1億円にのぼる巨額の寄付金を受領しており、1989年にオウム真理教が東京都で宗教法人格を取得した際には、ダライ・ラマ14世は東京都に推薦状を提出してオウム真理教を支援した[82]。

なお、麻原をインドに最初に紹介したのはペマ・ギャルポであるが、数カ月もしないうちに麻原の問題点に気づき、麻原とはかかわらないようにとダライ・ラマ法王庁に上申している。これに怒った麻原は雑誌や本などでペマを批判した。後に麻原はオウム事件を起こすに至るが、ペマは大阪国際宗教同志会平成11年度総会記念講演にて「幸いにして、麻原さんが怒って、私のことを悪く書いて下さったもんですから、助かりました。本当のことを言って……」と回想している[83]。

引用:Wikipedia(ダライ・ラマ14世 日本の宗教との関係)

この記述による限り、ダライ・ラマはペマ・ギャルポ(チベットから帰化したチベット系日本人の政治学者)が麻原の問題点を指摘したにも関わらず、麻原彰晃と彼のオウム真理教を支援した可能性があることになります。

それどころか、他のブログの記述によると、ダライ・ラマは麻原を「生き仏」と呼んだものの、後に誤りを認めた、という出来事があったそうです。

~インドを旅行してダライ・ラマに面会した彼(麻原彰晃)は、1987年に帰国すると解脱を宣言し、宗教法人としての認証を求めて日本政府と争った。

ダライ・ラマの支持者らが味方に付いて仲裁したこともあり、1989年にオウム真理教は宗教法人の認証を受けた。これに感謝した麻原は、チベット難民支援金として、ダラムサラのチベット亡命政府に10万ドルを献金した。

(その後オウム真理教信徒によるサリン事件が発生。このテロの最終目標は、東京を壊滅させて麻原が日本の支配者になることだった。麻原は既に死刑を宣告された。)

後にダライ・ラマは、麻原は「生き仏」ではなかったと述べ、自らの誤りを認めた。(第13章ハリウッド対ウォルマ-ト)

引用:20年前麻原のホラ話だと思っていたことが事実であったとわかり驚く

このような記述は、邦訳もされている『チベットの祈り、中国の揺らぎ』(ジャーナリストのティム・ジョンソンの著書)という本の中にあるそうです。

ダライラマとCIAの関係

他にもダライラマはCIAと関係があったことを公式に認めたという wiki の記述。

1998年10月2日、ダライ・ラマ14世側はCIAから170万米ドルにのぼる資金援助を1960年代に受けていたことを認めた。援助資金は、志願兵の訓練や対中華人民共和国戦用のゲリラへの支払に費やされた。またダライ・ラマ14世への助成金は、スイスや米国での事務所設立や国際的なロビー活動にも充てられた。長年にわたってチベット独立運動を支援したCIAの秘密工作は、中華人民共和国・ソビエト連邦などの共産圏を弱体化させる目的の一環でもあった[69]。

引用:Wikipedia(ダライ・ラマ14世 CIAとの関係)

チベット亡命政府の運営も無銭ではできないでしょうから致し方ないという見方もできるかもしれませんが、ダライラマの脛に傷がないというわけではないのかもしれません。

この記事は以上になります。

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